さらにおいしく(粋な食べ方)

あご野焼はそのままで香ばしく、旨みがあり、お酒のつまみやお茶うけに最適です。地元では、おかずに出てくることもあります。
あご野焼は大きいので食べやすい大きさに切るのが一般的ですが、通に言わせると包丁の金気が移るため、手でちぎって食べるのが一番、とのことです。
あぶって、わさび醤油をつけてもおいしくいただけます。

酒の肴に

産卵のために日本海へ北上して来た滋味のある飛魚の身脂が少なくさっぱりとして、高タンパク質。

その身に練り込まれた地伝酒の酒気が口中に広がり、思いの外瑞々しく、加工品と異なる生鮮な味覚であることがおわかりいただけます。焼きたてを手でちぎって食べるのもおいしく、重厚なうまさも格別なあごの焼は、ビールや日本酒との相性も大変良く、酒の肴に最適です。


レシピと料理

あご野焼き・蒲鉾でメニューの幅が広がります。

あご野焼のいかだ焼き

材料(4人分)
あご野焼き4本、ピザ用チーズ100g~120g、マヨネーズ大3~4、パプリカ、黒コショウ、パセリ
作り方
(1)あご野焼きは縦半分に切り、更に長さを2等分にする。
(2)チーズとマヨネーズを混ぜ合わせ、(1)の蒲鉾の溝にのせ、オーブントースターでチーズが溶けるまで2~3分焼く。
(3)好みでパプリカや黒コショウをふる。


さらにおいしく

独特の風味と食感をお届けします。海の幸の宝庫、日本海に面している山陰地方。豊富な近海魚を利用して、古くから蒲鉾がつくられてきました。