agonoyakiあご野焼
飛魚のすり身でつくられた
独特の風味と食感が魅力
初夏に山陰沖を北上する脂ののった鮮度の良いあご(飛魚)のすり身を主原料に、粕取焼酎や出雲地伝酒で風味を増し、飛魚のうまみを生かしたのが寿山の「あご野焼き」です。ちくわを巨大にしたような形状でこしがあり、かじるとあごの旨みと酒の香り、そして歯ごたえと焼きの香ばしさが絶品です。

おすすめの食べ方
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1.まずは、そのままで。
手でちぎって食べるのも良し、包丁で薄く輪切りにするのも良し。まずは、あご野焼本来の風味と食感をお楽しみください。
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2.トースターでカリっと焼いて
トースターで1~2分温めると、カリっとおいしく仕上がります。ワサビ醤油やカラシを少しつけて食べるのもおすすめです。
あご野焼の「あご」って?
「あご」とは、「飛魚」のこと。
「あごが落ちるほどおいしい」ことから、
その名前が付けられたんだとか。

魚はその名の通り、海の上を飛ぶことができる魚です。翼のように見える大きな胸ビレで、グライダーのように海面を滑空します。そのため飛魚の身は筋肉質でしまっており、脂肪がほとんどありません。内臓が小さいため鮮度が落ちにくく、味は淡白でさっぱりとしています。夏に山陰沖を北上する飛魚は産卵を控え、身が締まっていながらうまみがのり、刺身で食べてもおいしくいただけます。この旬の飛魚を使い、粕取焼酎や出雲地伝酒で風味を増し、飛魚のうまみを生かしたのが寿山のあご野焼きです。
「粕取焼酎」って?
清酒の酒粕を蒸留して造った本格焼酎で、
あご野焼きの独特な風味のひとつです。
粕取焼酎 七宝
清酒モロミを絞ってできる酒粕に”もみ殻”を混ぜ込んで、せいろで蒸して蒸留します。昔ながらの単式蒸留焼酎です。もみ殻を混ぜ込むことによって、蒸気が通りやすくなって、多くの焼酎を蒸留することができます。またこの時のもみ殻の焦げる匂いや成分が加わり独特の風味になります。
